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2008年12月

アンジェラ・アキの「手紙〜拝啓 十五の君へ~

 本年も押し詰まってきて,今年一年で印象に残った楽曲として,アンジェラ・アキさんの「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」があります.おじさんが聴いても,とてもよい曲ですよね.

 ところで,この曲は今年のNHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲となっていました.今年,最高の金賞に輝いたのは,福島県郡山市立第二中学校です.この学校が混声合唱で歌うとこうなります.管理人は合唱ファンでもありますが,合唱でもなかなかいけてると思います.

 コンクールの最後には,全員でこの曲を合唱して盛り上がっておりました.この曲は紅白歌合戦でも歌われますが,コーラスで中学生たちが出てくるかもしれませんね.

 蛇足ですが,郡山二中はごく普通の公立中学校です.しかし,音楽活動では有名で,学校創立60周年記念にこんなことをしています.

 これ,ソリストの4人以外は,合唱団も,オーケストラも在校生が演奏しています.これってすごくないですか!?

 というわけで,経食道エコー愛好者のみなさま,よいお年をお迎えください.

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E/Ea (E/e') は左室充満圧の指標にならない?

 Cleveland Clinicから,左室充満圧 (pcwp)とよく相関するとされてきた指標,E/Ea (E/e') が,必ずしも信頼できるものではないとする報告がされています.

Tissue Doppler Imaging in the Estimation of Intracardiac Filling Pressure in Decompensated Patients With Advanced Systolic Heart Failure. Mullens W et al., Circulation online on December 15, 2008

HeartWire

 Pulse Dopplerで測定される左室流入血流速度のE波と,Tissue Dopplerで測定される僧帽弁輪部の移動速度Ea (e')の比 E/Eaが>15 の時,pcwp>18 である場合が多いなどというのは,ある程度信頼できる指標として広く受け入れられてきました.
 著者らは,すべての場合で信頼できないとするのではなく,重症の心不全例,リモデリングで左室拡大が起きている例,両室ペーシングを行っている例などで相関が低いとしています.

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A-View:TEEに死角なし

 一般に,遠位上行大動脈から一部弓部分枝にかけてはTEEにとってblind zoneとされています.
 広島大の渡橋先生は,工夫すればほとんどblind zoneはなくなるとおっしゃっていますが,やはりそこは,someone's landあるいは「神の手」の領域といえましょう.

J Thorac Cardiovasc Surg. 2000 Sep;120(3):466-72. Orihashi K, et al. Aortic arch branches are no longer a blind zone for transesophageal echocardiography: a new eye for aortic surgeons.

 この部位がblind zoneとなるのは,皆さんご承知の通り,気管や気管支が食道と大動脈の間に入ってくるからです.最近,この問題点を解決する器具が商品化されたようです.
 "A-View (aortic view) method" (Cordatec社,ベルギー)という器具がそれです.

J Cardiothorac Vasc Anesth. 2008; 22:766-773. Arno P. Nierich et al. Visualization of the Distal Ascending Aorta With A-Mode Transesophageal Echocardiography

Br. J. Anaesth. 2007 98: 434-441. B. van Zaane et al. Resolving the blind spot of transoesophageal echocardiography: a new diagnostic device for visualizing the ascending aorta in cardiac surgery

 これは,簡単に言うと気管内にバルーンカテーテルを挿入し,気管分岐部付近でバルーンを生食で膨らませてecho windowを確保するというものです.報告によると,従来のTEEで9.8%しか確認できなかった遠位上行大動脈を,A-Viewを利用すると100%で確認できたとしています.合併症としては,カテーテル先端による気道粘膜の損傷や,バルーンの過膨張による気管裂傷,バルーン破裂による生食の肺への流入などがありますが,これまで重大な問題は発生していないようです.位置決めに少し注意が必要なようですが,atheromaや解離の評価に威力を発揮しそうですね.既にアメリカやEUでの承認はとれているようです.
 外科医がepiaortic echoをやればいいじゃないか,という意見はもっともですが,現実的にはなかなか施行率が上がらないので,このような商品が出てきたということでしょう.理由としては,時間がかかり面倒くさい,触診でわかる (!) などと考える外科医が多いと述べられています.
 気管内にバルーンカテーテルを入れて,echo windowを確保する方法は試された方がいらっしゃるのではないかと思います.手作りのバルーンカテーテルを作成した報告もあります.

British Journal of Anaesthesia 2006 97(5):624-629. Y.-L. Li et al. A novel acoustic window for trans-oesophageal echocardiography by using a saline-filled endotracheal balloon.

 日本でも,ある麻酔科の先生とメーカーが,同様の製品の特許を取っていらっしゃるようですが,実用化は進んでいるのでしょうか?

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心血管麻酔グループ講演会

 先週,医局の心血管麻酔グループ主催の講演会+懇親会が開かれました.K先生,素晴らしい講演ありがとうございました.
 さて,懇親会においてクイズが行われ,ご当地の知識を問う問題などと並んで,TEEの問題が出題されました.以下,それぞれ10点,30点,50点の問題です(これは何でしょう?,診断は何でしょう?).不完全ながら,若手の先生が正解してくれました.お見事!

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間質性肺炎患者に高い心臓・血静脈栓リスク

 間質性肺炎は,一般にまれな疾患ですが,当院ではとても多い疾患で,診断のための肺生検が多く行われています.
 そんな疾患に,心疾患・静脈血栓症が高い頻度で合併するという報告がなされています.


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Hubbard RB, Smith C, Le Jeune I, et al. The association between idiopathic pulmonary fibrosis and vascular disease: a population-based study. Am J Respir Crit Care Med 2008; 178:1257-12

Heart Wire

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ACC/AHAがSTEMI患者の新たな治療評価指標を発表

ACC/AHA 2008 Statement on Performance Measurement
and Reperfusion Therapy

ACC/AHA 2008 Performance Measures for Adults With
ST-Elevation and Non–ST-Elevation Myocardial Infarction

HeartWire

m3.com

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TEE関連文献 Nov. 2008

TEE関連文献2008年11月分です.コメントに記載してあります.

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