« TEE関連文献 Apr. 2009 | トップページ | L waveについて »

麻酔科医がデータ捏造

 今月号のAnesthesia and Analgesia誌が届き,Editorialに目を通していると,これは何?と思うようなタイトルが....

Steven L. Shafer
Tattered Threads
Anesth Analg 2009 108: 1361-1363.
Paul F. White, Henrik Kehlet, and Spencer Liu
Perioperative Analgesia: What Do We Still Know?
Anesth Analg 2009 108: 1364-1367.
Anesthesiology May 2009 - Volume 110 - Issue 5 - pp 955-956 Data Fabrication and Article Retraction: How Not to Get Lost in the Woods Eisenach, James C. M.D.

 よくよく中身を読んでみると,有名麻酔研究者による周術期の疼痛管理に関する多数の論文が,ほとんど捏造されたデータに基づくものだったというものでした.とくにA & A誌は発表論文が多く,削除に追われているとのこと.
 この研究者の論文は,他の研究やテキストにも多く引用されており、周術期の疼痛管理に関する[定説」を,作り直さなければならないほどの影響があるとたくさんの研究者が嘆いているようです. 
 麻酔関係のブログでも話題にならず、日本の一般メディアでは大きく扱われていなかったようですが、アメリカでは一般紙でも大きく取り上げられたようです.

New York Times Mar. 10, 2009

|

« TEE関連文献 Apr. 2009 | トップページ | L waveについて »

情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1122813/29641314

この記事へのトラックバック一覧です: 麻酔科医がデータ捏造:

« TEE関連文献 Apr. 2009 | トップページ | L waveについて »