オホーツクの春毛蟹
昨年の心臓血管麻酔学会の話で,北海道のN先生が冷凍の巨大な蟹に興味を示さず,「いやー,4月頃港から上がったばかりの蟹が甘くておいしいんですよ」とのたまったことを書きました.(考えてみると,あれは毛蟹ではなく,タラバガニでした.)
その時,来春には送ってあげますよとN先生は約束してくれたのだが,こちらは忘れかけていました.ところが先日,N先生から毛蟹を送るから都合の良い日を知らせてくれとメールが来ました.港でゆでたのをすぐ送るから,届いたその日のうちに食べて欲しいので当直等を外した日を知らせてくれとのこと.
何とたわいのない会話を覚えてくれていたのですねー!きっとN先生は,毛蟹を送ることをメモした紙を机の前に貼付けていたに違いない.
昨日帰宅して玄関のドアを開けると,ああ海の香りが鼻孔に飛び込んできました.すでに家族が待ちきれず食べ始めていました.すぐに合流.
殻以外は全て食べられるとN先生が言ってましたが,そのとおり,味噌もたくさん入っていて甘く,おいしい蟹でした.格闘1時間で食べ尽くされたかにはこれです.
北海道の春の幸を分けていただき,ごちそうさまでした.
あー,まだ爪の間から蟹の香りがする幸せ.
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ウルトラマンの「父」成田 亨展(2013.04.27)
- 部屋の片付けしてたら懐かしい本が(2013.04.08)
- 北国からも春の味覚が(2013.03.28)
- 今年もやはり桜が咲きました(2013.03.27)
- たいほーー(2013.03.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント