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2013年2月

カリフラワー状の左心耳は脳梗塞の risk factor らしい

Af の患者さんで,CHADS-VASc score が低くても左心耳が”カリフラワー状”であると脳梗塞のリスクが高まるらしい.

Cruciferous LAA predicts stroke in otherwise-low-risk AF patients

Kimura T, Takatsuki S, Inagawa K, et al. Anatomical characteristics of the left atrial appendage in cardiogenic stroke with low CHADS(2) scores. Heart Rhythm 2013 Feb 2. DOI:10.1016/j.hrthm.2013.01.036.

左心耳が形態学的に4種類に分類されるなんて知らなかったな!そんなにバリエーションがあるんだ.

1. カリフラワー状
2. サボテン状
3. 吹き流し状
4. 鶏の羽状

この研究は CT によるものだが,3D TEE でも細かく判別できるのか知らん.

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A&A誌 今月のEcho Rounds 2013 Mar

2013年3月の Echo Rounds は coronary sinus 合併症の2例.先日の Echo Rounds 神奈川の題材ですね.

Sundar Krishnan, David P. Papworth, Robert S. Farivar, and Kenichi Ueda
Echo Rounds: Identification of Coronary Sinus Injury by Transesophageal Echocardiography During
Placement of a Retrograde Cardioplegia Catheter for Minimally Invasive Cardiac Surgery
Anesth Analg March 2013 116:560-562; published ahead of print February 11, 2013, doi:10.1213/ANE.0b013e31827bc352



Masataka Kuroda, Toshikazu Takahashi, Norikatsu Mita, Shin Kagaya, Sohtaro Miyoshi, and Shigeru Saito
Echo Rounds: Difficult Cannulation of the Coronary Sinus Due to a Large Thebesian Valve
Anesth Analg March 2013 116:563-566; published ahead of print February 11, 2013, doi:10.1213/ANE.0b013e31827bc77e


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成人心臓手術におけるNIRSモニタリングと神経学的転帰 review

心臓大血管手術中のrSO2の低下はとくに大動脈手術中のCPBカヌラの位置異常を同定できることがある.
心臓手術中のrSO2低下と術後神経学的合併症との関連は,低いレベルのエビデンスでしか示されない.
rSO2の低下を改善するための介入が脳卒中や術後認知機能障害を改善するかどうかを結論づけるにはデータが不十分である.

Cerebral Near-Infrared Spectroscopy Monitoring and Neurologic Outcomes in Adult Cardiac Surgery Patients: A Systematic Review
Anesth Analg 2013;116:663–76

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TEE関連文献 Jan. 2013

TEE関連文献 2013年1月分です.
コメントに記載してあります.

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TEE of the Month by OpenAnesthesia: Aortic Regurgitation

A&A の video podcast 2013年3月


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2013 神奈川麻酔医会

昨日は第44回神奈川麻酔医会.
パシフィコ横浜展示場の端の方にあるアネックスホールで開催されました.今年は,横浜市大附属病院が主管です.

Echoroundskanagawa2013w

一般演題は15題もあって盛況でした.
湘南鎌倉総合病院の野村先生が,国際病院機能評価機構 (Joint Commission International: JCI) の認定を受けたときの麻酔・鎮静管理についての院内整備についてのお話をなさって興味深かったです.
麻酔,集中治療中にとどまらず検査時の鎮静まで含む院内全体での指針作りが必要で,公立病院にはハードルが高そうだが,うちでもやれることはやろうかと思いました.一部門だけ整備しても,認定までの道は遠いのだが...
葉山ハートセンターの波多野先生によるStewart法による酸塩基平衡についての検討は,基本知識がなくてよく理解できませんでした.残念.
何年か前,話題になった時にテキストを購入しましたが,まだ棚に積ん読になってます.
一般演題は若い先生が発表することが多いのですが,難しい質問にうまく答えられないのは当然としても,自分の発表に関しての準備があまりにも足りないと思わせる例もありました.みんなやさしいのであまり突っ込みませんが,それでいいわけではないのでがんばってくださいね.

特別講演は沖縄浦添総合病院の葵先生による,フライトドクターについてのお話.前半の華々しいドクターヘリの活躍の話から,後半は超高齢社会を迎えた沖縄の救急医療の光と闇,現実に苦悩する若き救命医の叫びが聞けました.医療のことでもわれわれは沖縄のことを何も知らないなと感じました.

ランチョンセミナーは済生会熊本病院の前原先生による,Surviving Sepsis Guidelines 2012 を中心としたお話.

文献レビューは,「気道管理・呼吸・周術期管理」,「心臓麻酔・循環」,「小児麻酔・産科麻酔」についての重要文献紹介.資料が配布されているのが親切ですね.

最後は,TEEエコーセミナー Echo Rounds 神奈川.
今回は「TEEの力を借りて、コマンダーになる」と題して,人工心肺中のTEEにフォーカスした内容でした.人工心肺の基本的な説明から始まって,時系列に起こりやすいトラブルをTEEを使って解決する方法がレクチャーされました.
このようなトピックを取り上げて掘り下げた内容は,TEEの講習会でもあまり聞けないので,もっと多くの人に聞いてもらいたいですね.

主管の横浜市大の皆様,ご苦労様でした.とても充実した内容でした.会場もゆったりして良かったです.

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2013 神奈川麻酔医会第44回学術集会

 <神奈川麻酔科医会第44回学術集会開催のお知らせ>

会期:2013年2月23日(土)8時半 受付開始

会場:パシフィコ横浜【アネックスホール2F】

プログラム
 ・一般演題発表
 ・特別講演 『南の島々から命の地域格差をなくしたい日本最南県で働くフライトドクターの活動報告』
 ・ランチョンセミナー 『集中治療 Up To Date 』
 ・文献レビュー
 ・TEEセミナー 第4回『Echo Rounds 神奈川』
  
『TEEの力を借りて、コマンダーになる』

 http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~masuika/44KSA/

続きを読む "2013 神奈川麻酔医会第44回学術集会"

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Choosing Wisely 無駄な検査をやめよう

"Choosing Wisely"
 最も適切な検査を選び,利益がほとんどない検査を避ける方法について医師と患者が会話することを促進する運動

ASEが提唱するエコー関係の提言

#1. Don't order follow up or serial echocardiograms for surveillance after a finding of trace valvular regurgitation on an initial echocardiogram.

#2. Don't repeat echocardiograms in stable, asymptomatic patients with a murmur/click, where previous exam revealed no significant pathology.

#3. Avoid echocardiograms for preoperative/perioperative assessment of patients with no history or symptoms of heart disease.

#4. Avoid using stress echocardiograms on asymptomatic patients who meet "low risk" scoring criteria for coronary disease.

#5. Avoid transeophageal echocardiography (TEE) to detect cardiac sources of embolization, if a source has been identified and patient management will not change.

主要学会が提唱する "Choosing Wisely"







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Practice Guidelines in Cardiovascular Anesthesia: Updates and Controversies

心臓血管麻酔学会による心臓麻酔関係ガイドラインの概説


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最近の冠動脈疾患患者の外科治療法についての対談

The Bob Harrington Show
#54: Current state of surgical revascularization in patients with CAD with Dr Timothy Gardner

Timothy Gardner MD
Professor, Thomas Jefferson University
Medical Director, Center for Heart and Vascular
Executive Director, Value Institute
Christiana Care Health System
Newark, DE

Robert Harrington MD
Arthur L Bloomfield Professor of Medicine and Chair
Department of Medicine
Stanford University
Stanford, CA

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弁形成術のupdateに関する対談

Mayo Clinic TALKS #23: Valve repair: Who, where, why

Vuyisile Nkomo MD Assistant Professor of Medicine Mayo Clinic
Joseph Dearani MD Professor of Surgery Mayo Clinic 

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Mayo ClinicにおけるTAVRに対する取り組み座談会ビデオ

TAVR: How to attain multidisciplinary success

Mayo Clinicの内科医,外科医,放射線科医らによる,MayoでのTAVRにおける学際的取り組みの紹介.

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ああ,バレンタインデー

今日はこういう日でしたね.忘れてました.義理チョコくれた皆様ありがとうございました.ほんとに義理堅い人たちです.

感謝の気持ちはありがたく受けますし,こうした習慣は社会の潤滑油でもありましょう.でも,義務感をもってまでやるものでもないでしょう.
「暗い季節ですよね」といいながら渡されても,どう反応して良いやら...

かと思えば,お弁当袋にもチョコが入ってた.
でも,うちで子供が普段食べてるやつだった.
でも,一応リボンが付いてた...

 皆様のところでも悲喜こもごものドラマがあったでしょうか?

Valentinechoco02


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Surgical management of hypertrophic cardiomyopathy

Mayoの外科医 Dr. Schaffによるcardiomyectomyに関してのコメント(ビデオ).アメリカでも習熟するほどの件数を経験するのは困難らしい.

このシリーズのビデオは,プロが撮っているのだろうが,カメラは3台,ライティングも配慮されていてとても見やすい.テレ東の「日高義樹のワシントン・リポート」みたいですね.時間も短めなので英語の勉強にも役立ちます.

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